きちんと消化吸収できる身体になる 消化酵素を利用する
こんにちは、カナカナです。
アトピー・潰瘍性大腸炎では胃腸の働きが弱くなり、タンパク質・脂質などがきちんと消化・吸収できていない可能性が大きいです。
病気になっているということはその前にリーキーガットになっているので、腸膜の細胞間の密着がゆるくなって未消化のタンパク質などが体内に入ってしまい、炎症が起きています。
タンパク質をしっかり消化できる身体に変えていく必要があります。
なぜタンパク質がきちんと消化されないと病気になるのか
タンパク質は身体を作っている
身体のほとんど(筋肉・髪・内臓・爪・皮膚・血管など)はタンパク質からできています。
身体の中で様々な働きをしてくれる酵素もタンパク質を材料として作られています。
酵素は体中の化学反応を引き起こすために必要なタンパク質です。
タンパク質が不足すると健康な身体は保てないでしょう。
タンパク質をきちんと消化吸収できないとどうなる?
タンパク質の消化吸収について考えてみましょう。
タンパク質がきちんと消化吸収できない⇒消化酵素が十分に作られない⇒タンパク質が消化吸収できない⇒消化酵素が作られない…
と延々と悪循環を繰り返すことになります。
そしてリーキーガットになって未消化のタンパク質や細菌などが体内に入ってアトピー・炎症性腸疾患などを引き起こしてしまいます。
タンパク質をきちんと消化するには
骨スープなどでタンパク質をアミノ酸の形で摂る
動物の骨でぐつぐつ煮たスープからは豊富なアミノ酸が摂れます。
痛んだ腸の修復もしてくれます。
詳しくはこちらの記事で書きました。
kanakana-toushitu.hatenablog.com
消化・吸収しやすい形で摂る
良く噛んで食べる(唾液がたくさん分泌される)
ミンチなど最初から小さくしておく
パイナップル・玉ねぎのすりおろしなどタンパク質分解酵素の入った食品に肉をつけておく
特にお肉でリーキーガットになりやすく、病気が悪化する時の対処法はコチラ↓↓
kanakana-toushitu.hatenablog.com
消化酵素を利用する
消化酵素のサプリを利用して足りない消化酵素を補充して、ビタミン・ミネラルを無駄使いせずタンパク質を消化できるようにして、自分の消化酵素を作る手助けにする。
悪循環を断ち切る手助けになります。
うちでは今2種類の消化酵素を使っています。
外食時は小麦のグルテン・牛乳のカゼイン分解酵素が入ったトリエンザを必ず持っていきます。
外食時は何が入っているかはっきりしないことが多いのでグルテン・カゼイン分解酵素が入ってその他の酵素も全て網羅しているトリエンザはおススメです。
https://jp.iherb.com/pr/Houston-Enzymes-TriEnza-180-Capsules/43336?rcode=OTA0384
おうちでお肉など食べるときは一番消化酵素少な目ですが全て網羅しているベーシックを飲みます。
ベーシックは特に小さいので子供でも飲みやすいようです。
まとめ
病気の時は魚や鶏肉など消化が良いものを食べることが基本になりますが、栄養の面でもたまには豚肉・牛肉も食べた方が良いし、食べたいですよね。
玉ねぎ・パイナップルなどの食品に含まれる消化酵素を利用してお肉をつけておくと、消化も良くなりやわらかくなるし食べやすいと思います。
うちでは病気が回復するまでは、お肉料理の時は消化酵素を利用しています。
潰瘍性大腸炎やアトピーの改善の手助けになったように思います。
今でも外食時は小麦とか牛乳とか入ってるかもしれないので、トリエンザを持って行ってます。
トリエンザにはグルテン・カゼイン分解酵素の他にもタンパク・脂質・糖質などの分解酵素も入っています。
小麦や牛乳を食べると強いアレルギーが出る人にはあまり効果はないかもしれません。
少し腸の調子が悪くなったり、グルテン・カゼインに気を付けているけど外食で少し食べないといけない時などは便利だと思います。
過食しないようにして消化酵素の無駄使いをなくすのが基本です。
たまにお付き合いとかの時には消化酵素で乗り切るのもありだと思います。
少しでも参考になればうれしいです。