ビタミンDサプリの効果 潰瘍性大腸炎・ガン・アルツハイマーなど
こんにちは、カナカナです。
今日は最近の研究で日本人に慢性的に不足しているという報告のあるビタミンDについて書いてみます。
カルシウムの濃度を高める効果については知っていましたが、ここ20年くらいで研究が進みビタミンD欠乏が潰瘍性大腸炎やアトピーなど自己免疫疾患にも関わっている可能性もあることがわかりました。
1000種類ほどの遺伝子を活性化する
ビタミンDが足りないと
ビタミンDは細胞に入ってビタミンD受容体に結合して、細胞の核に入り1000種類ほどの遺伝子を活性化します。
そのため骨を丈夫に保つだけでなく、癌など腫瘍ができるのを抑制・免疫反応の調整・脳の機能維持などに関わっています。
ビタミンDが足りないと、遺伝子が適切に活性化されないので様々な病気に関わってきます。
自己免疫疾患に関わる研究
潰瘍性大腸炎・クローン病などの自己免疫疾患はT細胞という免疫細胞が関わっています。
ビタミンDは自己免疫疾患が消えるようにT細胞の反応を調整することがわかっています。
ビタミンD不足の人が増えている原因
紫外線に当たらない人が増えた
オゾンの破壊などで紫外線が健康に与える害などのため、近年は子供も外で遊ばせることが減っています。
紫外線がシミ・しわなどの原因で老化を進めるので美容の面でも、女性を中心に紫外線ケアをしっかりするようになってビタミンDが身体で作られなくなくなりました。
日焼け止めを塗ると、皮膚でビタミンDが作られません。
アレルギー疾患の増加
ビタミンD不足とどちらが先なのか、アレルギー疾患が急増しています。
ビタミンDはコレステロールを原料として皮膚で作られています。
コレステロールは80%が肝臓で作られています。
炎症性疾患の場合、腸に炎症がありリーキーガットになっています。
リーキーガットがあると肝臓が毒素や未消化の食べ物の処理に追われて、コレステロールを作れなくなります。
コレステロール不足ではビタミンDが作れません。
上の子の1年以上前の結果です。
ビタミンDを増やすには
- まずは腸を修復してリーキーガットを治してタンパク質を消化吸収できるようにして肝臓に負担をかけないようにする
- 1日に20分くらいでよいので日光に当たる
- 食事からビタミンDを摂る
kanakana-toushitu.hatenablog.com
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ビタミンDの優れた効果を感じるには、血中にたくさんのビタミンDが存在しないとダメのようです。
目標としては50ng/ml
だそうです。
どのくらいのビタミンDを摂ったらよいか調べてみると、
炎症性疾患の人は5000IU~10000IU摂るべきだという意見も聞きます。
うちでは血中濃度を調べてないので、2000IUから始めました。
コチラを飲んでいます↓↓↓
https://jp.iherb.com/pr/Healthy-Origins-Vitamin-D3-2-000-IU-360-Softgels/54169?rcode=OTA0384
冬場は紫外線がないので4000IUくらい摂っています。
やはり足りてないだろうなとは感じていても足りないかもしれないし、そこまで摂らなくてもよいかもしれないという不安があります。
ビタミンDがどのくらいの値か一回調べてみたいと思っています。
過剰症が心配なら、ビタミンKを一緒に摂るとよいという情報もあります。
もし調べることができて、値が30ng/mlなら目標値の50-30=20
その100倍のビタミンDを摂るとよいそうです。
この場合は、20×100=2000IUとなります。
あとは、風邪をひかなくなりました。
私は最近の血液検査で、牛乳は飲んでないけれどカルシウムの値は大丈夫でした。
ビタミンDのおかげなのかな?
うちの子達は牛乳に反応して飲めないので、ビタミンDが必要なのかもしれませんね。
少しでも参考になるとうれしいです。