【アトピー・潰瘍性大腸炎】炎症とリーキーガットの原因を取り除く
こんにちは、カナカナです。
潰瘍性大腸炎やアトピーを改善するために最初にしてほしいことは、今炎症を起こしている原因を取り除くことです。
病気の時は腸に潰瘍があったりリーキーガットで腸の粘膜が異物を通しやすくなっているので今までは食べても大丈夫だった食べ物にも過敏になっています。
まずは炎症を起こしている食べ物を探します。
炎症を起こしている食べ物を知る方法
1.遅延アレルギー検査
遅延アレルギー検査は栄養療法を行っている病院などで受けることができます。
その時の腸のアレルギーの様子が分かるので大変便利ですが、自費になりますのでうちの子の場合3万円かかりました。
1年前の結果です。
牛乳・大豆・卵白・グルテンが特に強くでています🐣
牛乳のカゼイン・小麦のグルテン・大豆のレクチンは特に消化されにくいタンパク質です。
リーキーガットがあると様々な食品にアレルギーがでるようになるので、結果によって腸の粘膜の様子も推測できます。
2.小麦・牛乳・大豆などを2週間くらいやめてみる
お金をかけなくても原因を知る方法はあります。
いったん小麦・牛乳・大豆などを食べないようにして様子をみてみます。
1つずつ調べていったら分かりやすいと思います。
うちの子の場合は
小麦だけ完全にやめる⇒改善せず
卵・牛乳やめる⇒少し改善したものの、あと一歩
大豆をやめる⇒便が1日1回・下痢ではなくなった
人によって様々だと思うので参考程度にして下さい。
腸が改善してきた今では、卵黄・うどん・納豆・少しの揚げ物は食べられるようになりました。
これから他も少しずつ試していく予定です。
3.毎日食事内容を記録に残す
うちの子の毎日の食事の記録です。
かなり適当ですが、その日の体調や便の調子・回数も分かるようにしています。
甘いもの・卵・牛乳・小麦・大豆などを食べた時は色をつけてわかりやすくしています。
記録に残すとその時は気が付かなかったことも後で分析できて、書くことによって責任が生まれて健康的な食事になっていきます。
うちの子の場合は、大豆製品を食べた時が便の調子が悪いということが分かりました。
大豆は健康食のイメージが強くたくさん食べていたので、まさかという思いでした。
潰瘍性大腸炎になると消化の良いものしか食べられないので、豆腐・豆乳・大豆など多用しがちです。
大豆のレクチンに過敏症がある方は多いようです。その場合大豆製品は腸を傷つける原因になりますので気を付けて下さい。
医学博士のスティーブン・R・ガンドリーは著書の中で
「レクチンを避けると腸内環境が劇的に改善・本来の免疫機能が回復・健康な体に生まれ変わる」と言っています。
今炎症を起こしている食べ物の除去と共にしてほしいこと
- 家では野菜たっぷり・自然な調味料・自然な魚メインの料理をする
- 加工品をなるべく食べない
- 甘いものを常食しない
- 抗生物質・痛み止め乱用はしない
- 家では悪い油は摂らない(揚げ物はいったんやめる)・良い油を積極的に摂る
まずは、3食できるだけ頑張って料理を作りましょう🍳
和食がよいですね。
ぜひ毎日して欲しいことは昆布とたっぷりの野菜と魚か鶏でスープを作ることです。
メリットとしては
- だしの素がいらない
- 野菜がたっぷり摂れる
- 症状が悪化してお肉はまだ食べれない時でも、アミノ酸で栄養が摂れる
詳しくはコチラの記事に書きました。
kanakana-toushitu.hatenablog.com
1年前まではだしの素・冷凍食品・加工品を使い、スナック菓子・チョコ菓子を買いだめしていた私でも、なんとか(たまにサボりますが)頑張れています。
最初は大変ですが、よくなれば色々と食べられるようになります。
少しでも参考になればうれしいです。
レクチンについてもっと知りたい方は読んでみて下さい
自己免疫疾患などが良くなった例がたくさん載ってます。