カナカナの腸と炎症と糖質制限

潰瘍性大腸炎とアトピーの子供を育てるカナカナです*アトピー・自己免疫疾患・精神疾患・ダイエットなどなど、改善のお手伝いになれば幸いです*一緒にがんばりましょう

砂糖をやめれば改善する?「高血糖」「血糖値の急上昇」を防ぐ

  こんにちは、カナカナです。

 

潰瘍性大腸炎アトピーで病院にかかっても、「砂糖を控えなさい」とはあまり言われません。

油やお肉は言われますが。

 

うちの子の潰瘍性大腸炎は、病院の先生に言われた通りの低脂肪・低残差食をしても改善しませんでした。

ずっと何が悪いんだろう?と考えました。

食事の記録など見ながら気づいたことがあります。

 甘いものを常に食べているなぁと。

 

糖化したタンパク質(AGE)が炎症をおこす

 

甘いものを常に食べていると、糖と体内のタンパク質がくっついて糖化がおこります。

糖化がどんどん進むと、タンパク質はAGE(終末糖化産物)に変性します。

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よくアンチエイジングなどでお肌が糖化するとしみ・しわ・たるみができると言いますが、AGEが原因です。

 

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AGEは元のタンパク質と別のものに見えるため、体の中で異物ととらえられます

免疫反応によりAGEがくっついたタンパク質は攻撃されて、腸の炎症や全身の炎症を引き起こします。

AGEは不安定なフリーラジカルを作り出すので、細胞・DNAを傷つけます

AGEは血管を傷つけて、体や脳への栄養が減少します

 

このようにAGEは毒性の高い老化タンパク質であり、潰瘍性大腸炎アトピーだけでなく老化・アルツハイマーの原因にもなっています。

 

血糖値の急上昇・高血糖状態を防ぐ生活のヒント

 

糖化は、「血糖値が急上昇する」「高血糖が長く続く」食生活や生活習慣によってすすみます。

高血糖が続かないためのちょっとしたコツがあります☝

 

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甘いものを常食している人は、毎日⇒3日に1回⇒週に1回など減らしていく⇒難しいですが、一番効果あり

 

毎日のおやつに焼き芋・栗など糖質でも消化されにくいものを取り入れる⇒お腹も満たされて善玉菌も増やせます

 

食べた後に運動する血糖値の急上昇を防ぐ(早歩き程度で充分です)

 

野菜(食物繊維)⇒肉・魚(タンパク質)⇒糖質(ご飯)という順に食べる⇒血糖値の上昇を防ぐ

 

糖化を防ぐお茶を食事と一緒に飲む⇒普段のお茶を緑茶にするだけなのでお手軽

緑茶には血糖値の急上昇をゆるやかにする糖とタンパク質の結合を抑えるAGEの蓄積をある程度抑えるなどうれしい効果が期待できます

 

スナック菓子よりはお米でできたおかきの方がよい⇒小麦のグルテンは消化されにくく腸に潰瘍ができている時はより炎症をひどくする可能性がある

 

ジャガイモは繊維が少なく血糖値を上げるので注意が必要⇒最初の頃食べられるものがなく、おやつにジャガイモばかり使っていたら悪化した

 

普段の料理やおやつには、血糖値を上げない糖類を使用する(羅漢果など)

 

kanakana-toushitu.hatenablog.com

 

 甘いものがほしくて仕方がない、やめられないという人はお腹にカビが繁殖しているかもしれません。

お腹にカビがいると甘いものはカビの大好物なので

甘いもの⇒カビ増える⇒甘いもの欲しくなる⇒甘いもの⇒…

と悪循環がおこってしまいます。

 

私も子供も甘いもの・食べること大好きなので最初はとっても辛かったです😔

でも、血糖値が安定してくると最初ほどは辛くなくなりました。

今ではたまにパフェなど食べてもアトピーは悪化しなくなったので、前よりも色々なものを食べて楽しんでいます😊

 

いったん甘いものを絶って今ある炎症を鎮めることアトピー潰瘍性大腸炎改善への近道です。

 

少しでも参考になれば、うれしいです