不足しがちなマグネシウム、効果と含有量の多い食品は?
こんにちは、カナカナです。
マグネシウムは潰瘍性大腸炎やアトピーには大切なミネラルです。
ビタミンDをたくさん摂っても、マグネシウムが足りてないとビタミンD不足になっているかもしれません。
kanakana-toushitu.hatenablog.com
どんな人が足りてないのか、どうやったら不足しないのか…
今日はマグネシウムについて書いてみます。
マグネシウムとは
約600以上の生命維持に必要な代謝に関与
マグネシウムは食事から摂らなければいけない必須ミネラルです。
約600以上の化学反応に関与しているので不足すると代謝系に様々な障害が起こります。
マグネシウムの働きは
- エネルギーを作り出す
- 心臓の健康状態を保つ
- 骨を丈夫に保つ
- 神経の興奮を抑える
- 筋肉・神経の機能を調整する
- ビタミンDを活性化する
などです。
マグネシウム不足の症状
不足する原因と対策
生活習慣
昔ながらの食事では不足しないのですが、現代の食生活では不足しがちになります。
- 高脂質・高血糖な食事(洋食など)⇒元々マグネシウムが少ない上に排出されやすくなる
- 加工品を摂る⇒加工されるとマグネシウムが減ってしまう
- ストレス⇒マグネシウムが尿中に排出される
- お酒をよく飲む⇒尿中のマグネシウム排出量が増える
- カルシウムサプリだけを飲んでいる⇒カルシウムだけを摂りすぎると、余分なカルシウムと同時にマグネシウムも体から排出される
kanakana-toushitu.hatenablog.com
含有量の多い食品
海藻に多く含まれるので、普段から昆布やワカメなどを摂りましょう。
ひじきやサクラエビもおススメです。
ココアを1日一杯飲むとよいでしょう。
納豆もマグネシウムが多く含まれています。
野菜ではほうれん草、ナッツではアーモンドやゴマが多いので料理に取り入れていきましょう。
果物で多いのはアボカドとバナナです。
私が一番取り入れやすいと思ったのはアオサです。
アオサはマグネシウム含有量も飛びぬけて多いです。
味噌汁に入れたり卵焼きに入れたりと、取り入れやすく含有量がとても多いのでぜひ使っていきましょう。
味噌汁に入れるだけで格別においしくなります。
スーパーだとかなりお高いので、ネットでリピしています。
味がおススメなのはこっち
みそ汁に大革命を起こす!-栄養価・味ともにバツグン♪1番人気!さわやかな磯の香り伊勢志摩特産品あおさ40g×6袋-【共同購入価格】【送料無料】
|
まとめ
マグネシウムはストレス抑制や糖質脂質の代謝正常にしたり、ビタミンD不足のリスクを下げたり、潰瘍性大腸炎やアトピーの人には炎症を抑えて病気を改善させていくのに大切なミネラルです。
マグネシウム不足を防ぐには
- 加工品ではなく自然な食品を食べる
- 洋食ではなく、昔ながらの和食にする
これだけでもかなりマグネシウムの排出を抑えて、マグネシウム不足から抜け出せると思います。
あと、うちでやっているのがエプソムソルト入浴です。
入れて入るだけですが、体が温まりリラックスできてストレス対策にもよいです。
ソルトと言いますが、マグネシウムなので体からマグネシウムを吸収できます。
シークリスタルス 国産 エプソムソルト (硫酸マグネシウム) 入浴剤 2.2?約14回分 浴用化粧品 計量スプーン付 無香料 |
国産 エプソムソルト 4.5kg [02] 【エプソム塩】硫酸マグネシウム 岡山県産 (食品添加物)NICHIGA(ニチガ) |
できればお気に入りのエッセンシャルオイルを入れるとさらにリラックス効果があります。
ぜひ、試してみて下さい。
少しでも参考になればうれしいです。
抗生物質にはビオフェルミンではなくミヤリサンが効果あり
こんにちは、カナカナです。
10連休はいかがでしたか?
私は実は微熱が続き、とうとう頭痛・頬が痛くて高熱が出て寝込んでしまいました。
寝込んだのなんて初めてです。
細菌感染でしょうということで一番飲みたくない抗生物質を飲む羽目になり、しかもなかなか合うものがなく3種類目でやっと治り始めました。
寝込んで家事もできず、パパが全てしてくれて本当に感謝しかありません。
いつ病気になって抗生物質のお世話になるか、わからないものですね。
潰瘍性大腸炎やアトピーではなるべく腸内細菌を一変してしまう抗生物質は飲みたくないところ。
そういう時の対処法を書いていきます。
抗生物質はなぜよくないの?
腸内の細菌叢をほとんど殺してしまう
抗生物質は標的になる細菌などを殺して病気から人の命を救えるすごい薬ですが、標的になる細菌以外の腸内の細菌叢までほぼ殺してしまいます。
抗生物質に強い悪玉菌が残って繁殖するので、腸内細菌のバランスが完全におかしくなってしまいます。
何も対処しなければ元の腸内細菌叢に戻るのに何年かかかるそうです。
肥満・自己免疫疾患・アトピーなどの原因にも
子供の頃に抗生物質を使用すると、将来肥満・潰瘍性大腸炎・アトピーなどになる可能性が高まります。
大人でも抗生物質を長期使用して腸内細菌叢が一変してしまうと、クローン病や自己免疫疾患などが引き起こされることがあります。
どうしても飲まないといけない時は
ミヤリサンを摂る
どうしても飲まないと治らない病気の場合は飲まないと命に関わってきますのできちんと飲みましょう。
その時に酪酸菌である宮入菌が入ったミヤリサンを朝昼晩飲みましょう。
抗生物質にとても強いミヤリサン
ミヤリサンは各種抗生物質と同時に摂っても、ミヤリサンだけを摂った時と同じように腸管内で発芽・増殖することがわかっています。
抗生物質に強く生き残っている悪玉菌と戦えるのは、抗生物質に強く生き残っている宮入菌だけです。
乳酸菌にはそういった能力はないので、ビオフェルミンなどは抗生物質と飲んでも意味がないでしょう。
まとめ
ミヤリサンの成分である宮入菌は腸管内で発芽・増殖して酪酸などの短鎖脂肪酸を産生して、悪玉菌を抑制・善玉菌を増やして腸内細菌叢のバランスを改善させます。
すごいのは、抗生物質を摂っている時もその効果は持続するところ。
抗生物質を飲まざるを得なくなった時に気を付けていること
- ミヤリサンを摂る
- 食物繊維をたくさん摂る
- 甘いものは控える
- 夜にはカルチュレルとロイテリ菌を摂る
- ビタミン・ミネラルを摂る
- 良質な脂質・タンパク質を摂る
今回の件でほんとにいつ、抗生物質にお世話になる時がくるか分からないなぁと実感しています。
なかなか合う抗生物質が見つからず、その分たくさん飲むようになってしまいました。
体調は最悪だし飲みたくない抗生物質は飲まなくちゃいけないし、精神的にも辛く大変な連休になってしまいましたがミヤリサンをしっかり飲んで乗り切っていきます。
少しでも参考になればうれしいです。
関連記事
kanakana-toushitu.hatenablog.com
kanakana-toushitu.hatenablog.com
kanakana-toushitu.hatenablog.com
ストレスによる潰瘍性大腸炎と副腎疲労
こんにちは、カナカナです。
うちの子が潰瘍性大腸炎になる直前の様子は、あきらかに副腎疲労の症状が出ていました。
副腎が機能しなくなると、消化器官にも影響がおよび腸内細菌のバランスが崩れリーキーガットを引き起こします。
副腎疲労の原因はストレスや食生活です。
潰瘍性大腸炎にならないようにするには、副腎が疲れ果ててしまわないような食事やストレス対策が大事になります。
副腎疲労とは
副腎がホルモンを分泌しなくなる状態
副腎とは腎臓の上にちょこんとある臓器です。
小さいながらもコルチゾールをはじめとした、生命を維持するのに重要なホルモンを50種類以上も分泌しています。
副腎疲労とは簡単に言うと、副腎が疲れ果ててホルモンをきちんと分泌しなくなり様々な身体の機能に不具合が出てしまうことです。
うちの子の場合はこんな感じでした
- 朝全く起きれなくて起こしてもソファで寝る
- とても疲れやすい
- 甘いものをとにかく欲する
- 集中力がなくなって、宿題も手につかない
- 夜なかなか寝付けなくて、ちょこちょこ夜中に起きる
- 不安が強い
原因は?
ストレス
ストレスが続くと、ストレスを抑えようと副腎からのコルチゾール値が上昇します。
ストレスを副腎が受け止められなくなると、副腎が疲れ果ててしまいます。
ストレスが身体に及ぼす影響は思ったより大きく、消化酵素を激減させます。
消化器官の栄養の吸収の悪化につながり、最終的には腸の炎症を引き起こします。
食事
食事で副腎に負担をかけるのは
- 糖質
- カフェイン
- アルコール
- 冷たいもの
糖質はそのものも炎症を引き起こしますが、インスリンが効かなくなり血糖値が不安定になって血糖が下がりすぎた時に血糖値をあげようと副腎からホルモンが分泌され副腎に負担がかかります。
カフェインは副腎を刺激して負担になります。
夜にカフェインを摂ると良質な睡眠がとれず、副腎をゆっくり休ませることができません。
kanakana-toushitu.hatenablog.com
食事とストレス対策
- 甘いものは常に摂らずに血糖値を急上昇させない工夫をする
- 低血糖症になると精神にも異常をきたしてストレスにつながる
kanakana-toushitu.hatenablog.com
kanakana-toushitu.hatenablog.com
- カフェイン入りのコーヒーや緑茶は午前中に一杯程度にしておく
- アルコールは週に1~2回くらいにする
- 冷たい飲み物や生野菜サラダより暖かい飲み物や温かいスープなどにする(骨スープなどおススメです)
kanakana-toushitu.hatenablog.com
kanakana-toushitu.hatenablog.com
ストレス対策としては、
無農薬など品質は保証付きのカモミールティー
ティーパックはこちら
ストレスから潰瘍性大腸炎などの腸疾患を発症する人は、がんばりすぎる傾向があるようです。
マグネシウムは神経の興奮を抑えてくれます。詳しくはこちらの記事
kanakana-toushitu.hatenablog.com
うちの子の場合は敏感なのでストレスも多いでしょうし、甘いものの常食が副腎を疲労させるのに拍車をかけたのだと思います。
ストレスはどうしようもない場合もあるので、副腎に負担をかけるものを避けて食生活から変えて副腎疲労を少しずつ良くしていきましょう。
うちの子は食生活からかなり改善していきましたよ。
少しでも参考になればうれしいです。
LGG乳酸菌サプリ おススメのプロバイオティクス
こんにちは、カナカナです。
アトピーや潰瘍性大腸炎の人は腸内細菌が少ないので善玉菌などを補充してあげると、改善に役に立ちます。
プロバイオティクスを選ぶ時に子供が飲むので安全で実績があるものを探しました。
色々と調べてLGG乳酸菌に目がとまりました。
最初は上の子だけが飲んでいましたがとても調子が良さそうなもので、家族で飲むようになりました。
LGG乳酸菌とは
世界で一番研究されている乳酸菌
健康な成人の腸から発見された耐性の強い乳酸菌です。
世界中で商品化されて、その健康に対する効果などによりおよそ1050くらいの論文が発表されています。
どんな効果があるの?
- 胃酸・胆汁酸に強くて生きたまま腸に届きます
- 善玉菌(ビフィズス菌・ラクトバチルス菌など)を増やします
- 悪玉菌(クロストリジウム菌)を減少させます
- 妊娠中のお母さんがLGG乳酸菌を摂るとその子供のアトピー発症率が半分になりました
- LGG乳酸菌とTMC0356菌を摂ると、花粉症の鼻づまりが改善されました
- NK活性が高まり、インフルエンザ発症率が減少しました
- インフルエンザの症状が軽くなったり、肺のインフルエンザはかなり減少しました
飲んでみた感想
たくさん乳酸菌やビフィズス菌の種類が入っているものより、効果があった
最初は菌の多様性が大事かと思いたくさん菌種が入ったものを飲んでいました。
効果はあまり感じられませんでした。
最初は1種類の乳酸菌だけで大丈夫かな、と心配もしていました。
しかし摂った菌が住み着くわけではないので、菌の種類が多ければよいわけでもないようです。
その乳酸菌が自分の細菌叢にどのような影響を与えるのかが大事なんですね。
細菌叢は1人1人違うので色々と試すことが大事
誰かにはものすごく効果があっても、自分に効果があるとは限りません。
私たち家族にはとても合っているようです。
下の子は最初もっとお安いものを飲んでましたが、効果が分からなかったのでLGG乳酸菌のサプリを飲むようになりました。
身体も心も調子が良くなっています。
ヨーグルトもある
LGG乳酸菌のヨーグルト
タカナシ乳業からトクホ第一号のヨーグルトが出ています。
乳製品が大丈夫な人はコチラから試してもよいかもしれませんね。
|
|
うちは乳製品がダメなので、サプリメント一択です。
LGG乳酸菌が1カプセルに150億入っていて、グルテンフリー・アレルゲンフリーなので安心して飲んでいます。
カルチュレルという商品です。
商品ページへ飛びます↓
上の子はカルチュレルとロイテリ菌とたまにビオスリーを飲んでいます。
今では一日に一回たくさんの便が出るようになりました。
たくさん座薬を病院から出されましたが、必要なさそうです。
ロイテリ菌についてはコチラを参照
kanakana-toushitu.hatenablog.com
こういったプロバイオティクスなどは、腸のリーキーガットがある程度よくなってから摂った方が効果が実感できますよ。
色々と試しても効果がない場合は、リーキーガットから治していきましょう。
kanakana-toushitu.hatenablog.com
kanakana-toushitu.hatenablog.com
kanakana-toushitu.hatenablog.com
もしどんなプロバイオティクスを摂るか迷っているなら、最初に試すのは研究も多くて安全性も確立されているLGG乳酸菌をお勧めします。
少しでも参考になればうれしいです。
プチ断食の効果 12時間ならできる 潰瘍性大腸炎やアトピーの細胞再生
こんにちは、カナカナです。
今日はうちで毎日している12時間断食について書いていきます。
断食といっても、寝る時間も含めるので寝る前のおやつや果物・ジュースを我慢するだけです。
方法は、
寝る前3時間は食べない
夕飯から朝ごはんまで12時間以上空ける
これだけです。
簡単で潰瘍性大腸炎やアトピー改善に大切なインスリン抵抗性(インスリンに反応しなくなる)の改善に必須なのでぜひ取り入れてみて下さい。
睡眠の質や時間は健康への影響が大きいので、7~8時間の良質な睡眠がいつもとれるようにしたいところです。
12時間断食の効果
睡眠の質が良くなる
寝る前に食事をするとインスリン値が急上昇してメラトニン・成長ホルモンの分泌が少なくなります。
メラトニンは良い睡眠には欠かせないホルモンです。
寝る前3時間は食事をしないことでメラトニン・成長ホルモンをしっかり分泌して睡眠の質をあげましょう。
胃の消化活動は食べてから2~3時間かかります。
胃の消化活動が終わってないのに寝てしまうと、脳や身体は寝ていても眠りの質が悪くなりしっかり眠れず疲れがとれません。
睡眠の質が悪いと寛解期になって6か月でのクローン病の再燃リスクは2倍高いという研究結果が報告されています。
糖の消費を進めてインスリンに反応できるようになる
朝まで12時間食事をしないことで、ブドウ糖をしっかり消費させて脂肪をエネルギーとして使用するようになります。
インスリンへの感受性を高めることができるし、太りにくくなるのでダイエットにもよいでしょう。
インスリン抵抗性についてはコチラ↓↓
kanakana-toushitu.hatenablog.com
細胞の再生を促す
絶食することで傷ついた細胞を自ら壊して、細胞を再生することが分かっています。
傷ついた腸や皮膚の細胞を再生するには最低12時間は絶食が必要です。
マウスの実験では24時間の絶食で腸の幹細胞において再生を促進するという結果もあるようです。
うちの場合
最低で12時間以上の絶食がおすすめで、できるならもう少し空けた方がよいそうです。
うちでは、夜ご飯は7時に食べ終わり、10時30分に就寝します。
次の日の朝ごはんは7時以降に食べます。
ぎりぎり12時間の断食ですね。
下の子はお風呂上りのジュース、上の子はお風呂上りの果物をやめて、お菓子などつまみ食いを止めました。
お風呂に入ってから夕食だと寝る前3時間絶食は難しいので、食事が先でお風呂の順番に落ち着きました。
子供たちの変化としては、
- 朝までぐっすり眠るようになった
- 寝起きがよくて、機嫌がよい
- 起きてすぐに動けるようになった
特に上の子は敏感なので夜中に何度も目が覚めては私も起こされていました。
今はトイレ以外では起きなくなったので、私もしっかり睡眠がとれるようになりました。
上の子の変化はすごくて、寝る前にインスリン値を上げないことでメラトニン・成長ホルモンがしっかり分泌されてるのかなぁと実感しています。
下の子はぐっすり眠れてましたが寝起きの機嫌がいつも悪かったのですが、今では機嫌よく起きてくれるので朝本当に助かっています。
潰瘍性大腸炎やアトピーでは細胞の再生が早い方が改善にもよいと思いますので、夜だけでもプチ断食をして身体の細胞を元気にしていきましょう。
少しでも参考になればうれしいです。
ビタミンDサプリの効果 潰瘍性大腸炎・ガン・アルツハイマーなど
こんにちは、カナカナです。
今日は最近の研究で日本人に慢性的に不足しているという報告のあるビタミンDについて書いてみます。
カルシウムの濃度を高める効果については知っていましたが、ここ20年くらいで研究が進みビタミンD欠乏が潰瘍性大腸炎やアトピーなど自己免疫疾患にも関わっている可能性もあることがわかりました。
1000種類ほどの遺伝子を活性化する
ビタミンDが足りないと
ビタミンDは細胞に入ってビタミンD受容体に結合して、細胞の核に入り1000種類ほどの遺伝子を活性化します。
そのため骨を丈夫に保つだけでなく、癌など腫瘍ができるのを抑制・免疫反応の調整・脳の機能維持などに関わっています。
ビタミンDが足りないと、遺伝子が適切に活性化されないので様々な病気に関わってきます。
自己免疫疾患に関わる研究
潰瘍性大腸炎・クローン病などの自己免疫疾患はT細胞という免疫細胞が関わっています。
ビタミンDは自己免疫疾患が消えるようにT細胞の反応を調整することがわかっています。
ビタミンD不足の人が増えている原因
紫外線に当たらない人が増えた
オゾンの破壊などで紫外線が健康に与える害などのため、近年は子供も外で遊ばせることが減っています。
紫外線がシミ・しわなどの原因で老化を進めるので美容の面でも、女性を中心に紫外線ケアをしっかりするようになってビタミンDが身体で作られなくなくなりました。
日焼け止めを塗ると、皮膚でビタミンDが作られません。
アレルギー疾患の増加
ビタミンD不足とどちらが先なのか、アレルギー疾患が急増しています。
ビタミンDはコレステロールを原料として皮膚で作られています。
コレステロールは80%が肝臓で作られています。
炎症性疾患の場合、腸に炎症がありリーキーガットになっています。
リーキーガットがあると肝臓が毒素や未消化の食べ物の処理に追われて、コレステロールを作れなくなります。
コレステロール不足ではビタミンDが作れません。
上の子の1年以上前の結果です。
ビタミンDを増やすには
- まずは腸を修復してリーキーガットを治してタンパク質を消化吸収できるようにして肝臓に負担をかけないようにする
- 1日に20分くらいでよいので日光に当たる
- 食事からビタミンDを摂る
kanakana-toushitu.hatenablog.com
kanakana-toushitu.hatenablog.com
kanakana-toushitu.hatenablog.com
ビタミンDの優れた効果を感じるには、血中にたくさんのビタミンDが存在しないとダメのようです。
目標としては50ng/ml
だそうです。
どのくらいのビタミンDを摂ったらよいか調べてみると、
炎症性疾患の人は5000IU~10000IU摂るべきだという意見も聞きます。
うちでは血中濃度を調べてないので、2000IUから始めました。
コチラを飲んでいます↓↓↓
https://jp.iherb.com/pr/Healthy-Origins-Vitamin-D3-2-000-IU-360-Softgels/54169?rcode=OTA0384
冬場は紫外線がないので4000IUくらい摂っています。
やはり足りてないだろうなとは感じていても足りないかもしれないし、そこまで摂らなくてもよいかもしれないという不安があります。
ビタミンDがどのくらいの値か一回調べてみたいと思っています。
過剰症が心配なら、ビタミンKを一緒に摂るとよいという情報もあります。
もし調べることができて、値が30ng/mlなら目標値の50-30=20
その100倍のビタミンDを摂るとよいそうです。
この場合は、20×100=2000IUとなります。
あとは、風邪をひかなくなりました。
私は最近の血液検査で、牛乳は飲んでないけれどカルシウムの値は大丈夫でした。
ビタミンDのおかげなのかな?
うちの子達は牛乳に反応して飲めないので、ビタミンDが必要なのかもしれませんね。
少しでも参考になるとうれしいです。
潰瘍性大腸炎が甘いものを食べ続けると治らないわけ 糖質と炎症
こんにちは、カナカナです。
潰瘍性大腸炎の人の身体では炎症が起きています。
炎症とは何らかの攻撃に対して身体が反応していることです。
炎症と言ったら、病原体やウィルスなどの感染が一般的ですね。
しかし、体に対する攻撃は感染でなくても起こります。
例えば、トランス脂肪酸・小麦・牛乳・食物アレルギーなどです。
そして一見炎症とは関係なさそうな、糖質も身体の炎症を引き起こす原因の1つです。
kanakana-toushitu.hatenablog.com
糖質の3つの攻撃とは
糖質そのものの害
糖が体内に増えると糖とタンパク質がくっついて糖化が起こり、AGEが作られます。
AGEは活性酸素を作り出して身体の細胞などを攻撃します。
糖質を常に摂り続けると、体に慢性的に炎症が起きている状態になります。
血糖値上昇によるインスリン分泌増加
血糖値が上昇するとインスリンが血糖値を下げようとしますが、継続して血糖値が高い状態が続くとインスリンに反応しなくなり血糖値のコントロールができなくなります。
血糖値が乱降下するようになると、副腎から血糖を一定に保つようにホルモンが分泌されます。
副腎に負担がかかりすぎて疲れ果ててしまいます。
副腎は炎症を抑えるステロイドホルモンを出してくれるので、副腎が機能せず自前のステロイドホルモンが減少してしまうと潰瘍性大腸炎などが悪化します。
腸内細菌のバランスを乱す
糖質は悪玉菌の大好物なので、糖質が増えると悪玉菌が増えて善玉菌が減ってしまい腸内バランスが乱れてしまいます。
善玉菌が減ると悪玉菌が増えたり、厄介なカンジダの居場所を作ってしまい繁殖してしまう可能性があります。
カンジダは根をはり、腸膜をゆるくしてリーキーガットを引き起こし炎症が起こります。
kanakana-toushitu.hatenablog.com
糖は摂りすぎると脂肪になる
糖を摂ってるつもりが脂肪が増えている
糖は摂りすぎると脂肪としてたくわえられます。
脂肪細胞はホルモンを分泌する役割もあります。
糖質を摂りすぎて脂肪に変換され脂肪細胞が増えたり大きくなったりすると、ホルモンの分泌異常が起こり炎症を引き起こしインスリン機能が効かなくなります。
炎症を起こさないようにするには
- 砂糖を使用したおやつを毎日はやめて、砂糖不使用のおやつを利用する
kanakana-toushitu.hatenablog.com
- 血糖値を上げない工夫をする(レジスタントスターチを利用する)
kanakana-toushitu.hatenablog.com
- 定期的に運動をする(内臓脂肪減らしてインスリンに対して反応できるように)
kanakana-toushitu.hatenablog.com
まとめ
常に糖質を摂っていた時は、常に軽度の炎症体質になっていたのか、少しのストレスや少しの温度の変化などでアトピーが悪化したりしていました。
糖質を少しずつ減らしていって血糖値が安定したのか、最近は季節の変わり目や少しのストレスくらいではアトピーは悪化しなくなりました。
潰瘍性大腸炎やアトピーの治りが悪いなぁとか良くなってもすぐに悪化するな、という時は、糖質を摂りすぎて慢性炎症が起こっていないか考えてみてもよいかもしれません。
余分な糖質は脂肪になるということもよく考えて糖質を摂りましょう。
少しでも参考になればうれしいです。